親友のありがたさ << 最新の日記一覧 >> アイリ ピアノ16級

2013/02/18 20:21
[ あいり7歳上半期母の仕事 ]

アイリ 4連休のち4者面談

初めての不登校から土日をはさんでの月曜日。
予想通りの出来事が。
今までは「学校行くのが怖い〜」と泣いていたのが、
「学校休みたい〜」に変わった。

この日は、緊急4者面談を行う予定を入れていたので、
父も、仕事よりもこちらの事を優先してくれており、
今朝の学校イヤイヤの相手は、父にお願いした。

何で学校に行きたくないのか。
学校で、その女の子と何があったのか。
どういう事がイヤだったのか。
時間をかけてゆっくり聞き出すうちに、この日も昼過ぎになってしまい、
登校できなかった。

夕方から、両親、アイリ、担任の先生の4者面談。(カナムも同席)
まず、担任の先生に家での現状を話し、
アイリが思う相手との因果関係を報告。
先生からは、学校での様子や、
相手の子と仲直りに持って行くよう、いろいろな施策を試していることの報告や、
金曜も月曜もアイリが休んだことに、相手の女子もアレ?と心配になったそうで、
アイリへ謝罪と激励の手紙を書いてくれていたことを聞いた。
しかし、相手の家の環境が特殊なため、
この一件は相手の親の耳には入れていないと聞かされた。
(母子家庭で親戚もなく、母親の勤務先付近で通学できるよう、
 別の区から電車にのって登下校していること)
同じ、仕事を持つ母親として、その話を聞くと胸が痛む。
同情してしまい、これを「いじめ」として大ごとにする気持ちは起きなかった。

..................................................................................................................................
アイリが言う「いじわる」をまとめると、下記のようなこと。

<1学期>
他の子と遊びたいのに遊ばせてくれない。
言い方がキツイ。とか、押しつけがましい。

<夏休みの学童>
・夏休みの宿題。国語ドリルと算数ドリルと読書カード。
 親に答え合わせしてもらうことを楽しみにしながら完成させたのに、
 親に見せる前に、全40ページの、全ての答えの枠に、赤ペンでバツを付けられた。
 消しゴムでは消せないので、そのまま先生に提出し報告した。
・一度、ツンツンの鉛筆で顔を刺されたことがあり、
 それが目の下らへんだったので、もしかしたら目を狙ったのか?
     ↓
これらの件は腹が煮えくりかえるぐらい腹が立って、
相手が誰かわからないけど、親あてに手紙を書いて、待ち伏せしたことがあった。
結果、親の顔もわからず、先生と学童の先生には報告することで終わった。

<二学期>
・基本的に命令口調。
・言うこと聞かなかったら叩く。
・休み時間のたびにトイレに連れていかれて脅される。
・「親や先生にチクったら叩く」と言われる。
    ↓
これぐらいならガマンできたのか、いつも仲良く遊んでいた。
イヤと訴えることもなかった。

<三学期>
・宿題プリントを没収し、学童の下校時間まで返してもらえない。
・その子に洗脳されることが多い。
 例えば、友達に配ろうと思って持って行った年賀状を
 「そんなん持って来たらアカンねんで」と言われたので、年賀状をゴミ箱に捨てる。
    ↓
年賀状を捨てた事が私にバレて、私にとても怒られる。
原因が、いつもの女の子というのが分かり、その子を叱りに行こうとしたが、
アイリがその子をかばう。
「母の言うことと、その子が言うことと、どっちが正しいの!?」と叱った事が
数回あるぐらい、ちょっと洗脳されてるな。と感じた記憶がある。

..................................................................................................................................

こうやって文字でまとめると、とても悪質に見えるけど、
現場に居合わせると、たかだか小学1年生の喧嘩。
テレビで報道される「いじめ」とは違う。
家で、アイリがカナムにやってるのと変わらない。
そもそもはアイリを独占したいという愛情から起こったもので、
表現は間違っていたとしても、悪意や悪質なことはないと感じた。
我が子だけを守るのではなく、
育児まで手が回ってない保護者を責めるのではなく、
誰の子でも叱ってあげ、指導してあげ、みんなで子ども達を育てていけばいいのでは?

という、寛容な気持ちで受け止めてしまった。
   ↓
あとから思えば、この大人すぎる対応が、
アイリにとっては不満だったのかもしれない。
もっと「我が子に何してくれてんねん!」と
先生や相手の親に怒鳴りに行っていればよかったのかもしれない。

とにかく、ここから先、想像以上に悪化していったのは事実。
だけど、アイリは、親と先生が自分の事で真剣に話し合ってくれてるくれてるのを
自分の目で確かめることができて、満足し、担任への安心感が増したのも事実。