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2012/03/27 13:42
[ あいり6歳上半期かなむ4歳下半期親育て ]

とんかつソースから学ぶ

先日、スーパーで子ども達に
「とんかつソースを見つけてきて」と頼んだ。
調味料売り場がどこにあるかも自分達で探させた。

5分ほど経ち、
姉は、瓶入りの中小企業のこだわり品を、
弟は、プラボトル入りの大型企業の量産品を、
二人がそれぞれ違うものを手にして帰ってきた。

え!? カー君、字よめたん!!!と、まず弟の成長にビックリ。
さらに、二人が選んだのが、どちらも私の予想に反する商品で、
どっちも私が手に取ったことのない商品なのに、なんで?なんで?と
なぜか私の中の『嬉しい気持ちフォルダ』をダブルクリックしてしまい、
いったん買い物を中断して、みんなでソース売り場に行き、始まった。

  まず、価格について。というか数字の勉強。
  どちらの数字の方が大きいか。

  つぎに、デザインについて。
  どっちの方が美味しそうか。売り場で目立つか。
  自宅に持ち帰ったあと違和感ないか。

  そして、この議論の骨子である、購買動機について。
  6歳の姉は、完全に消費者目線の理由だった。
  4歳の弟は、この商品が一番字が読みやすかったから。
  う~ん、なるほど。

  では、上記をふまえた上で質問。
  「どっちのソースを買ったらいいと思う?」
  それは、私も含めて「わからない」で全員一致。
  弟は、自分セレクトをイチオシ。

じゃぁ、ここからが私的本題。
金額や内容量以外に価値をつけることを〝付加価値〟という。
母の仕事は〝それらをどうつけるか、どう上げるか〟を考えること。で、それが時にはデザインで、時には商品開発で、
時にはディスプレイで、時には別のことで、
君たちから見れば、何屋さんかわからないと思っていただろうけど、
やろうとしていること、行き着くところは同じで。。。
要は、毎日一生懸命働いているんだよ。ということを、
人目もはばからずに説明した。

ただ何となく、軽い気持ちで頼んだお手伝いが、
社会勉強へとつながった。
あぁ~、心が満腹。

……………………………………………………………………………
さて、子ども達が選んできてくれたソースですが、
答えを探すため、どちらも買うことにした。

 

みなさんからのコメント

吉 2012/04/03 09:03

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